その眼に映るもの
今日、また1つ大人になったあなたへ。
あなたの目には今、何が映っていますか?
そんな書き出しから始まる1本のブログ。
ちょうど1年前の今日。
あなたへの思いが溢れ、半分泣きながら綴った気持ちは、日の目を見ることなく下書き欄にひっそりと仕舞われた。
1年間大事にとっておいた、
あなたへの、“恋文”。
今日ようやく、あなたに届けることができる。
もう数えきれないほど貰ってると思うけど、私の分も受け取ってくれるかな。
全然まとまってないし、2年分だから重いかも。でも、今年は渡すって決めたから。
ジョングクさん、ちょっとだけ覚悟しておいてね。
今から3年と少し前。
私の目にはすっかりあなたしか映らなくなってしまった。
dopeのMV。2:57。
その一瞬が全ての始まりだった。
自分でも驚くほど、気づけば何度も何度も繰り返し再生していた。
韓国の男性グループにはあまり興味を持たず、乗り気じゃなかった私。
でもこの時はさすがに認めざるを得なかった。
あぁ、好きだ、って。
それからというもの、私の世界はあなた達によって彩られ、私の目はあなた達を通してたくさんの色を映し始めた。
光があって初めて色が分かるように、
あなたと出会って初めて知った世界が沢山あった。
いつだって目映い光を放ち、私を照らしてくれたあなたは、本当に、眩しかった。
もちろん、私が初めて触れた色は、綺麗な色だけじゃなかった。暗い色も、曖昧なくすんだ色も。それはそれは多くの色に触れた。
それはきっと、あなたも同じだったよね。
私たちに出会い、色々な景色をその綺麗でまん丸な瞳に映してきたはず。
デビューから8年、目を背けたくなるようなこともきっとあったよね。
過ぎたことはあまり気にしないというあなた。
それでも傷ついたこと、犠牲にしてきたもの、沢山あったよね。
その度に努力して、努力して努力して成長して、私たちの前に立ち続けることがどれほど大変なことだったか。私には到底計り知れないけれど、今もこうして私たちに幸せを与えてくれるあなたに本当に感謝しているし、そんなあなたを誇りに思います。
どうもありがとう。
出会って3年。
日々変わり続ける環境の中で、自分の中にある「チョンジョングク」という確固たる存在。
恥ずかしがり屋なあなたの口からいつも私たちの名前が真っ先に出てくることが本当に嬉しくて。
とびきりの笑顔で、私たちを見るその眼差しが心から愛おしくて。
時々独り言で「ステージに立ちたい」と呟くと言っていた真っ直ぐな気持ちが大好きで。
はやくもう一度会いたいな、今なにしてるかなって思いを馳せたりなんかして。
毎日毎日飽きもせずあなたのことを考えています。
私の今の夢は、あなたのミックステープを聞くこと。
それを通して、あなたを、「チョンジョングク」という人間を、もっと知ることができるかな。知ったらもっと好きになっちゃうな。きっとまた新しい世界に連れていってくれるんだろうな。
出会ってから今日まで増え続けてきたあなたへの気持ちは、まだまだ留まる所を知らないみたいです。
25歳。
多くのことを経験し、多くの栄光を自分達の手で掴み取ってきたあなた。
まだまだ長く続いていく未来に、あなたは何を描くのかな。
どうか、あなたの目が少しでも多くの幸せを映しますように。
全てが綺麗な色じゃないかもしれないけれど、あなたがその目に映した世界を、あなた自身が愛せますように。
今までも、これからも、あなたは私の太陽です。
ジョングクさん、
誕生日おめでとう。
2021.09.01